購入希望者への対応【お客様を敵視しない】
ここまでに、マンションなどを売る、売主とそれを買う買主さんは、まったく立場が違うことをお話ししました。
この違いから、同じ部屋の同じ場所でも、あなたが愛すべき点が、品定めに内覧にいらっしゃるお客様には、そう写らない時もあります。
色々と欠点(日当たりやキズなどについて)を、あなたや案内してきた担当者に言うかも知れません。
また、売主の中には、仲介を依頼する不動産会社の人にも、「何かだまされるのではないか?」と疑ってばかりの人がいます。
しかし、これではうまくいくものも、そうでなくなってしまう事があります。チェックは大切ですが、行き過ぎはいけません。
お客様やあなたが選んだパートナー(=不動産会社)まで敵視すると信頼関係が壊れてしまいます。敵視することはことからは悪い結果しか生まれません。知らず知らずに、対応が悪くなったりします。対応の悪さが物件の悪さにすり替わってしまうのです。
このサイトで学んだ貴方が「ここだ!」と決めて契約をした不動産会社です。自分のマンションを気持ちよく扱ってもらい、よりよい条件でより早く、より高い値段で買ってもらう為に、お客様はもちろん、マンション売却の関係者全員を自分のチーム、味方として接していくようにしましょう。
そうすれば、買主さんの厳しい目も、あなたの暖かい笑顔で、売主の物件の見かたにより近づいてくるのです。
■お客様や不動産会社を敵視しない。契約した時から、不動産会社はパートナーです。
■あなたの接し方で、物件の印象も変わるのです。